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海外報告 北京パラリンピックを終えて

『3月13日北京パラリンピックが閉幕しました。

多大なるご支援、そして、多くの応援メッセージをいただき本当にありがとうございました。また、大会関係者(スタッフ)の方々やチームメイトの皆様に本当に感謝しております。

今回、北京前の事前合宿にて、練習バーン下見の時に思わぬところで大転倒をしまして、右膝の骨挫傷を起こしてしまいました。そのため全種目の出場はかなわず、1種目(最終日の回転SL)だけの出場となり、うまくいかない時を乗り越えての出場となりました。結果は45人出場(スタートリスト)の12位となり、思ったより結果が伸びませんでしたが、けがをしていた中で、ゴールできたことは、とても嬉しく思います。

この結果は必ず次へとつながります。

今回2本滑り切り見えてきた課題があります。1本目は、練習してきたような旗門と旗門の間隔で、滑りやすいセットでした。が、思った以上に、けがの影響があったからなのか攻めきれずに右外側に板を振ってしまうのが目立ったと思います。右足に障害があるとはいえ、最初の緩斜面で、板を振るのは、スピードを失ってしまう、やってはいけない行為でした。戦略として板を振るなど一ミリも考えていなかったので、体との対話ができていなかったのでしょう。

2本目は旗門と旗門の間が狭く、きついセットでした。思った以上のセットのむずかしさに驚きが隠せませんでしたが、そのなかでも滑ってくる選手との実力の差を見せつけられました。

この2つの課題から今後は、色々なセットに挑戦し対応力のある選手また、自己管理ができる選手になっていきたいと思っております。』


令和4年3月18日 髙橋幸平


高橋幸平 北京2022 シェーロンロン


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