先日、矢巾町活動交流センターやはぱーくで開催された小惑星命名記念パネル展に行ってきました。本ブログでも何度か紹介している南昌山。宮沢賢治は盛岡中学時代の大親友藤原健次郎と何度も南昌山を訪れています。健次郎は若くして急逝してしまいましたが、矢巾町宮沢賢治を語る会の名誉会長松本隆さんは、数々の状況から、南昌山こそが宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」の舞台であり、「ジョバンニとカムパネルラ」のモデルが賢治と健次郎であるという説を唱えられているそうです。
パネル展では賢治と健次郎の実際の交流の経緯が紹介されており、南昌山の自然を考え合わせると(不思議な山でもあります)、なるほどと思った次第でした。
この度、南昌山、宮沢賢治、藤原健次郎の名前が小惑星につけられました。賢治と健次郎は永遠に一緒となって宇宙を歩み続けることになったわけです。
(本文の内容と写真はチロ天文台&旧白河天体観測所作成のパネル内容を紹介させて頂いたものです。(写真が傾いていて申し訳ありません))
