Kohei TAKAHASHI
Para Alpine Skier
イタリアチームの皆さんと。左から、幸平の最大のライバル ベンドッティ、イケメンのスピードスター フェデリコ ペリツアーリ、座位金メダル候補 レネ。ミラノコルティナ冬季パラリンピックを控えてイタリアチームは意気盛んです。
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私、髙橋幸平はコムニコ所属選手として、ミラノ・コルティナ2026パラリンピックでのメダル獲得を目指します
あいさつ
『日頃より応援いただき、誠にありがとうございます。
昨年、クラウドファンディングに挑戦し、144名もの方からご支援をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。皆様の温かいご支援のおかげで、ワールドカップ スイス・ヴェイソナ大会、イタリア・コルティナ大会、ワールドカップ札幌大会、ネーションカップ白馬大会に参加することができました。
特に、ワールドカップ札幌大会では、私自身2度目となる8位入賞を果たし、2026年冬季パラリンピック・ミラノコルティナ大会出場に向けて成長できていると思えるようなシーズンでした。
今シーズンは、練習量をさらに増やし、スキーターン数2万ターンを目標に、課題に向き合いながら強化を図っていき、今シーズン開催される世界選手権でのGS(大回転)とSL(回転)で表彰台を目指します。そして、2026年冬季パラリンピック・ミラノコルティナ大会に向けて全力で取り組んでまいります。
最後に、今シーズンもクラウドファンディングに挑戦させていただきます。2026年に向けて非常に重要な一年となりますので、引き続き温かいご支援と応援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
令和6年10月 髙橋幸平
活動理念
『パラリンピックには、自己に残された能力を最大限に発揮し、人間の可能性を追求することで人々にチャレンジ精神と希望を与えるという精神があります。そして、「勇気」「強い意志」「インスピレーション」「平等」という四つの価値があります。私はスキー活動をする過程でこれらの精神と価値の実現を目指したいと考えており、最大限の努力をするつもりであり、応援してくださる皆様にこの気持ちを届けたいです。
私は人と人との繋がりを大切にしたいです。私は岩手県立盛岡農業高校出身で、農業では特にも人と人との繋がりが大切であることを経験しています。私の所属する株式会社コムニコはSNSを通じて人と人との繋がりを実現する会社であり、私は会社の仕事とスキー活動を通じて人と人との繋がりの実現を目指していきたいです。』
24-25シーズンの活動について
昨年シーズンはクラウドファンディングを通じた皆様の御支援により、海外試合に参加することができ、おかげ様で24-25シーズンのワールドカップ参加資格を確保できました。これもひとえに御支援頂いた皆様のおかげと深く御礼申し上げます。今シーズンもクラファンを通じた御支援をお願いしたいと計画していますが、何故に支援を必要としているのか、説明をいたします。
アルペンスキー競技は、ヨーロッパで盛んな雪山を滑り降りる競技です。一言で雪山と言っても、ヨーロッパと日本の雪山は全く違い、ヨーロッパは氷を滑り降りる競技、日本は軟雪を滑り降りる競技と言い換えても間違いではありません。日本の健常者の選手でもなかなか良い結果を残せないのは、選手として生まれ育った環境が全く違うからであり、日本の選手が結果を出そうとするのであれば、ヨーロッパの氷のスキー場で数多く練習し、そして、数多く大会に出場しなければなりません。
ヨーロッパの選手は、同じユーロ圏内で大会が開催されるため、毎週のように大会に出場できるのですが、日本の選手は違います。なけなしの費用を準備し、2~3週間の遠征を組み、数戦の大会に出場します。このように限られた試合に出場するだけで多額の費用がかかるのですが、それをしないことにはパラリンピック出場のスタートにも立てないこととなります。
それでも昔は、所属競技団体から一部費用の助成があったのですが、いわゆる「選択と集中」の施策のおかげで国から競技団体への助成は減らされ、また、競技団体を支援しているスポンサーからのスポンサー料も減って、現状、競技団体の財政事情は厳しいものがあります。競技団体から強化指定Aランクへの助成はありますが、強化指定Cランクの幸平には全くありません(このことに異議はありません。指定ランクによって差がつくのは当然のこと)。
加えて最近の円安と海外におけるインフレの進行が追い打ちをかけています。海外で牛丼食べたらうん千円!という話はよく聞く話で、一般的な日本人にとって海外旅行は高嶺の花となってしましました。アルペンスキーでパラリンピックを目指すということは、1カ月近くの海外旅行を年3回以上行わなければならない、ということと同じことなのです。
彼の人生設計では、2030年の自国開催である札幌冬季パラリンピック出場を最大目標としていました。札幌開催の話は無くなってしまいましたが、20歳代後半で迎える2030年冬季パラリンピックは、年齢的に最も成果が期待できる大会として楽しみにしていたのですが、そこまで活動を続けるのは難しいかもしれません(体力年齢的には2030年以降も余裕で大丈夫なんだけど仕方ないです)。なんだか話が暗くなってしまいましたが、これがクラファンで支援をお願いする理由です。
パラアルペンスキーナショナルチームほど練習や大会出場を本気印で行っている競技は、数あるパラリンピック競技の中でも一、二だと思います(だって、やたらと選手層の厚いヨーロッパ選手に勝とうとしていますから!男子立位のライバル数は他競技と比べ物になりません(補足:他競技の悪口を言ってるわけではありません。一般的にパラ競技は同じ程度の障害をもった選手同士で勝敗を競いますが、パラアルペンは障害程度に関係なくみんなでよーいドンして、でた結果にハンディ係数をかけて勝敗を競うので、参加人数が多くなってしまいます)。今の幸平は2026年冬季パラリンピック出場を目指して、文字通り人生をかけて頑張っています。皆様からのご声援が何よりの力となります。どうか彼のチャレンジを応援くださいますよう、お願い申し上げます。
最後になりましたが、今シーズンの幸平は、日本障害者スキー連盟から強化指定Cランクを頂きました。強化指定選手となるということは、パラアルペンナショナルチームの一員として、ワールドカップに参加し、2026年冬季パラリンピック参加を目指していくということです。本人もあいさつの中で申しているとおり、今シーズンは世界選手権という大きな大会が開催されます(パラリンピックは4年ごと、世界選手権は2年ごとです)。まずは、世界選手権で良い成績をとれるよう頑張っていくのが24-25シーズンの目標となります。
23-24クラウドファンディング御礼
クラウドファンディングでご支援を募ったところ、144名もの方から暖かいご支援を賜りました。
『日本体育大学を卒業し、今年から新しい環境の下で、迎えたシーズンで、何もかもが不安との戦いでしたが、皆様のご支援、ご声援のおかげで、充実したシーズンにすることが出来ました。
10月から始まった私の雪上シーズンでしたが、健常者のチームの合宿に2度も参加させて頂き、かなり成長できたと思っております。ここで、経験できたことは、スキー人生の中で、必ずプラスになると考えております。
大会では、私自身2度目となるワールドカップ入賞を成し遂げることができ、今後に繋がるシーズンとなりました。皆様のご声援があったからこそ、諦めずにシーズンを終えることが出来ました。
ゴールが出来ず、くじけそうな時にも、応援の言葉を胸に、踏みとどまることができました。
2026年に向けてより一層の努力をしてまいります。必ず、優勝を勝ち取ります。本当にありがとうございました。』
髙橋幸平
144名のうち、お名前の記載を許可いただいた皆様です。全ての皆様に感謝いたします(順不同、敬称略)
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更新情報
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