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2023世界選手権
​スペイン エスポット

 2023シーズンを迎えるにあたり、幸平は悩んでいました。パラの練習では滑り方がどうだったと批評はしてくれるものの、ではどこをどうすれば良いかとか、体のどこをどう動かしてとかいったことは教えてもらえないと。そのような中、日本チームは外国人コーチの招へいに成功します。コーチの指導はシンプルなものでしたが、これまでの滑りを根底から変える必要があるものだったようです。幸平は果敢にも滑りを変えることに決め、コーチの教えを忠実に守ることにしました(果敢という言葉を使いましたが、例えばの話、私を含め多くの人は、スキースクールに入って、これまでと違う方法を教えられたとき、最初はその通りに滑りますが、しばらくすると自分の滑りに戻るはずです。それは自分の滑り方で滑ったほうが楽だから。先生はそれを見て、なんとか教えた通りのことを続けて山を乗り越えてほしいと心の中で思うものの、生徒はそうしないというのはスクールあるあるです。自分の滑りを変えるのはよほど強い意志がないと出来ません)

 おかげでシーズン前半の成績はボロボロ。引退の二文字が頭をよぎります。でも幸平はくじけずに改造に取り組みました。そこで迎えた世界選手権。入賞こそ出来なかったものの、確実に改造が実を結び復調の兆しが見え、喜ばしい世界選手権となりました。

 その後は最悪。なんだかんだでスキー競技はヨーロッパが先進国で日本は後進国であり、外国の考えを取り入れるのは絶対に必要なのですが、訳あって幸平が外国人コーチの指導を受けることはもう出来ないでしょう。彼は頭が悪いのですが、馬鹿な分、物事には馬鹿正直に取組みます。ただ速くなることだけを願って努力している幸平を、回りの大人がよってたかって引きずり降ろすようなことが続いており、本当に腹立たしい。

 

令和5年1月23日(月) スーパーG

​3日連続で高速系が延期になったあとの開催です。天気が回復して良かった!幸平スタート1:42:17ころ

​森井さん優勝!!幸平復調の17位!!良かった良かった。

 

令和5年1月24日(火) コンバインド

​幸平から先ほどラインがきて、体調不良でコンバインドを欠場とのこと。心配です。

 

1月25日DHトレ.jpg

令和5年1月25日(水) DHトレーニング

今日は出場できたようです。出場経験少ないダウンヒルで16位はいい感じ。

 

令和5年1月25日(水) ダウンヒル

​ダウンヒル本番。第1計測点でトップと0.03差!でも急斜面入ったとこで失敗。後半頑張ったけどダウンヒルで一度失速するとなかなk挽回は難しく残念!でもゴール後にゴーグル外してニコッ!は最高でした。 幸平スタート1:11:0あたり、ニコッ!1:12:27あたり

 

令和5年1月26日(木) ジャイアントスラローム1本目

​今日から幸平の好きな技術系。前半から積極的にアタックしていきます。途中ちょっとづつテンポがずれて冷や冷やしたけど耐えて耐えて大きなロスにはつなげずにゴール。15位。シーズン前半に比べて確かな復調の手ごたえを感じます!幸平スタート1:12:13

令和5年1月26日(木) ジャイアントスラローム2本目

​残念!積極的にクローチング組んでスタートしていったけど、右ターンの雪面の溝で1本外に外し、そのラインだと次のラインに乗れなくて、、、でも攻めていったし、失敗から学べばいいでしょう。幸平スタート1:09:43

令和5年1月29日(日) スラローム1本目

幸平の得意なSL。急斜面で左右に深くふられるセットで、雪面には深い溝ができていきました。荒れたレースとなり、完走できない選手が続出となりました。幸平も不自由なほうの右足が外れ、ほぼ空を仰ぐような形で左足で耐えることが3連続。そこを体幹で耐えることができたのはトレーニングの成果でしょう。1本目12位。このようなサバイバルレースでは2本目で完走できるかどうかでついてくる結果が全く異なります。かかるプレッシャーは現在1位の選手も全く同じ。プレッシャーに負けず生き残った選手が勝利をつかみます。座位のタケシさん3位、タイキさん4位。こちらも全く同じ。逆転優勝も十分あり得ます。

令和5年1月29日(日) スラローム2本目

​雪けむりをあげて幸平がコースアウトしたのを見てだめか~と思ったのですが、ギリ残すことができた!その後も崩れたリズムをなんとか立て直しゴールにこぎつけました。あきらめないでよくやった。14位。​

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