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【見ていてくれたか?これが結末らしい】

  • 4 日前
  • 読了時間: 2分

 野沢温泉スキー場に向けて走ってきて山形市に入ったところで幸平から電話があり、大会前日練習で転倒して怪我をしたとのこと。ああ、やってしまったか、一番だめなことをやってしまった。

 まずは野沢温泉スキー場のパトロールの皆さまにお詫びいたします。レスキューくださりご迷惑をおかけしました。

 前々回の投稿で書いたとおり、私はこの季節の試合開催には積極的に反対の立場なのですが、それと幸平の怪我は別問題で、こんな条件の悪い季節に前方転倒するような滑り方をして怪我するのは、本人が悪いです。

 大会期間は4日あったので、テーピングと電気治療で、なんとか出場を目指したのですが(写真は最終日の出場を目指してワックスをかけているところです)、幸平に面会して様子を見たところびっこを引いていて、一目見ただけで全然無理という状況でした(後日受診したところ膝関節の軽度の骨挫傷とふくらはぎの肉離れでした)。

 何としても出場するという幸平に対し、私は意味が無いから出場するな、と強く言いました。それは幸平の身を案じるばかりからだったのですが、今になっては酷な言い方だったと反省しています。彼にとっては10年間かけて鍛えてきた集大成のレース。その場がパラリンピックでないのは残念でしかないのですが、それでも彼にとっては意味のあるレースなのに、随分と心無い言い方をしてしまいました。子育てはいつになっても失敗の連続です。

 タイトルはある人気漫画から頂いたものです。結末を迎えた準主人公の周りに、亡くなった仲間があらわれ、準主人公はこうつぶやきます。「見ていてくれたか?」「これが結末らしい」「お前らが捧げた・・・」「心臓の・・・」と。

 幸平と二人で始めた物語もどうやらこれが結末らしいです。立ち会ったのは二人だけでずいぶんと寂しい結末ですが、少なくとも私は見届けたし、幸平にとってはこれが最後では全然ないのですから。


 
 
 

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